ビジネスコラム マーケティング

ニーズ、シーズを思考プロセスを考える

 

新潟県で活動しているホームページクリエイターの山後です。

 

今回はニーズ、シーズを思考プロセスを考えてみようと思います。

 

前回は、「マーケティングに必要なニーズ、ウォンツ、シーズの意味とは?」というテーマでブログを書きました。

 

もし読んでいなければ、ぜひ読んでみてください。

 

思考プロセスというか、ニーズとシーズではやることはまったく逆です。

 

一度に両方から攻めることはできないので、このブログを読んでもらい、その場にあったプロセスを選択してもらえればと思います。

 

ニーズの思考プロセスは「細分化」

ニーズは、「こういう状態をなんとかしたい」という何かを求めている状態でしたよね。

 

それが、顕在化しているか、潜在的に思っていることなのかは別として、「これがもう少し変わって、こうなったらいいのに」という想いがあります。

 

今あるものの形を変えたり、少し機能を追加したりして、足りないところを補ったり、他との差別化を図ったりします。

 

つまり、より細かいところをつつく、痒いところに手がとどく商品やサービスを探し求める「細分化」をしていくことになります。

 

ウォンツの思考プロセスもほぼ同じなので、ニーズとウォンツを探すときのポイントは同じだと思ってもらっても結構です。

 

例えば、小腹が空いたときに食べるお菓子について考えてみましょう。

 

「小腹が空いたから、何かを食べたい」と思ったとき、「甘いもの」なのか「しょっぱいもの」なのか、好みやそのときの状態によって変化します。

 

「甘いものを食べたい」と思ったとき、「和菓子」なのか「洋菓子」なのか。

 

「洋菓子を食べたい」と思ったとき、「カロリーが気になるから、カロリーが低いもの」なのか「カロリーなんて気にせず、素材にこだわった本格スイーツ」なのか。

 

このように考えていくと、どんどん細分化されていきます。

 

このプロセスが「細分化」です。

 

マーケットの世界では非常に有名なことなので、このブログを読んでいるこの瞬間にも、ある商品やサービスが細分化されていっています。

 

世の中にあるニッチな商品は、このような形で生まれているのです。

 

ニーズやウォンツを求める場合、リサーチが必要です。

 

だから、アンケートをとったり、インタビューしたり、ネットで調べたりして、「どんなものが求められているか」を探すのです。

 

何が求められているかがわかったら、試作品を作って、評価してもらう。

 

評価を聞いて、手直しをして、商品として提供する。

 

人の欲求は際限がないので、商品として提供したものも改善の余地が出てきます。

 

そう考えると、「非の打ち所がない完璧な商品」は存在しないので、今世に出ている全ての商品はこれから出てくる商品のプロトタイプということができるのかもしれませんね。

 

シーズの思考プロセスは「新しさ」

シーズは、企業が持っている特別な技術・材料・サービスのことでしたよね。

 

新しい技術であることが多いので、世の中に出ていません。

 

「世の中に出ていない」ということは、世間の人は「この技術は、どのように役に立つか」ということを知りません。

 

だからこそ、「これは、○○に役に立つんですよ」ということを自ら発信していかなければなりません。

 

例えば、インターネット。

 

「元々は軍事技術だった」ことを知っている人も多いと思います。

 

それを一般向けに提供したときは、「インターネットは、データを転送したり、情報共有ができますよ」ということを伝えた人がいたんだと思います。

 

ただし、それには非常に高価なコンピュータが必要で、普及もそれほど進みませんでした。

 

時は流れて、「インターネットは素晴らしいけど、専用回線や専用の機械がないとできないのはもったいない」と思って、携帯電話とインターネットを組み合わせて、NTTドコモのiモードができました。

 

「iモードの技術は素晴らしいけど使いづらいので、パソコンと同じような機能を持ったデバイスを作ろう」と思って、iphoneができました。

 

 

インターネットは組み合わせることで進化していった技術ですが、今見てもらったように、どこかのタイミングで企業が持っていた真新しい技術が出てきています。

 

 

 

iphoneが出てきたとき、「こんな小さい画面でインターネットが繋がってどうなるの?」と思った人はたくさんいると思います。

 

しかし、今となっては無くてはならないモノとなってしまいました。

 

「ニーズは市場調査が必要」、「シーズは市場調査が不要」と言われたりするのは、このようなことが背景にあるからのです。

 

ニーズ、シーズを使用するときの注意点

ニーズやシーズを使用するときに、注意しなければいけないことがあ流ので、ちょっとまとめますね。

 

ニーズを使用するときの注意点

「市場調査が必要だから、一般の人からドンドン情報を受け付けよう」と思ってアンケートをたくさん取ったとします。

 

そうすると、「世の中にあるものの組み合わせ」で書いてくる人が多いので、結果的に個性がなくなってしまいます。

 

例えば、掃除機。

 

「今の掃除機に追加してほしい機能は?」というアンケートをとったとします。

 

そうすると、きっと以下のような回答がくると思います。

  • 吸引力が変わらない
  • 軽い
  • 静か
  • 小さい
  • 絨毯でも畳でもフローリングでも使える
  • 自動で掃除してくれる

 

これは、「アンケートをとったメーカーの掃除機にはないが、他のメーカーでは実装している機能」だったりします。

 

 

今の技術だったら、値段さえ気にしなければ、全ての機能を実装することはできるでしょう。

 

しかし、そうすると、個性がないものが出来上がってしまいます。

 

限られた予算の中で、「これを売りにする!」ということを明確にしないと差別化されず、最終的には価格競争に巻き込まれてしまうので注意してください。

 

シーズを使用するときの注意点

「シーズは市場調査は不要」と言いましたが、単なる個人の趣味では世の中に普及しません。

 

世の中を分析し、「こうなるはず」ということを明確にしなければなりません。

 

一発当てると大きいですが、先行投資的な要素が強く、時間やお金がかかってしまいます。

 

すぐに成果を出さなければならない場合は、ニーズを求めていった方がいいでしょう。

 

終わりに

いかがでしたか?

 

前回と今回のブログでは、レバレッジを効かせるための方法として、ニーズ・シーズをテーマにブログを書きました。

 

ちょっと難しかったらごめんなさい。

 

「これについて、もう少し噛み砕いて教えて」ということがあれば、連絡もお待ちしています。

 

世の中には、「調査が得意だけど、新しいものを作るのは苦手」という人やその逆の人もいます。

 

ある程度両方できることは必要ですが、どちらも完璧にする必要はありません。

 

もし本格的に必要になったら、自分の苦手分野を補ってくれる人を仲間に入れるのも一つの方法です。

 

ということで、ニーズ、ウォンツ、シーズについてはこれくらいにしよと思います。

 

 

 

さて、次は何をテーマにしようかな。

 

次回のブログをお楽しみに。

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