日本人として成功するために大切にしたい3つのこと
新潟県で活動しているホームページクリエイターの山後です。
今日は「日本人として成功するために大切にしたい3つのこと」というタイトルでお話しします。
先日、「目的意識を持って今すべき行動を考える」というタイトルでブログを書きました。
目的や未来を意識して行動を決定することはとても大切です。
とはいえ、それだけではうまくいかないことがあります。
これは、これから成功させたいと思っているものに対して今の行動が合っていない場合に多く起こります。
成功するためには、成功者の哲学や理論を学ぶのが一番早くて、一番確実性が高いことはみなさんご承知の通りかと思います。
これは間違いではありません。
むしろ正しい考えだと言えます。
ナポレオン・ヒル、フィリップ・コトラー、ピーター・ドラッガーの書籍は是非とも一冊は読んでいただきたいと思っています。
だからと言って、これらの書籍に書かれている内容を全て実践できれば幸せになれるかというとそうではありません。
なぜならば、世の中に多く出回っている成功法則は西洋式の成功法則だからです。
具体的にいうと「いい車の乗る」とか「大きな家に住む」と言ったモノを所有し、富や名声を得ることが「成功」と位置付けられています。
では、たくさんのものを所有し、富や名声を得ることだけが成功なのでしょうか。
アップル社の創業者であるスティーブ・ジョブズは最後に以下の言葉を残しています。
私はビジネスの世界で成功の頂点に君臨した。
他の人の目には、私の人生は成功の典型的な縮図に見えるだろう。
しかし、仕事を除くと喜びが少ない人生だった。
(・・・中略・・・)
私が勝ち得た富は、(私が死ぬ時に)一緒に持っていけない。
私が持っていけるものは、愛情にあふれた思い出だけだ。
スティーブ・ジョブズが最後に残した言葉は、日本人が古くから持っておる感覚のように思います。
戦後、アメリカ式の教育や仕事の方法を多く取り入れたり、アメリカのような青天井の給料を見ると、確かに羨ましく感じてしまいます。
普段生活する中で、お金に気にしなくてもいいというのは、不安は無くなります。
しかし、必要以上にお金があることが幸せであるとは限りません。
米プリンストン大学の心理学者、ダニエル・カールマン教授が出した論文で、「感情的幸福は年収7万5000ドル(役900万円)までは収入に比例して増えるが、それを超えると比例しなくなる。」と発表しています。
内閣府でも「世帯年収1000万〜1200万円が最も幸福度が高く、その額を超えると幸福度はなだらかに低下していく」という調査結果を発表しています。
これらの結果からもわかるように、現代は価値観も多様化しているので、モノの所有だけが幸せではなくなっています。
事実、以前は車を持っていることがステータスでしたが、今は車に興味がない若者もたくさんいます。(私は新潟に住んでいるので、車がないと生活できませんが。。。)
そのため、価値を共有でき、所有した先にある生活だったりそのときに感じることができる感情のほうが大切になってきます。
では、このことを実現するためにはどうすればいいでしょうか。
私が大切に思っていることは以下の3つです。
- 言葉を変える
- 「やること」と「やらないこと」を明確にする
- 分かち合う
それでは、これらについて一つずつ見ていきましょう
- 言葉を変える
いろいろな本の中で、「ネガティブな言葉を使わず、ポジティブな言葉を使おう」とか「言霊を大切にしよう」といった内容のことが多く書かれています。
一番有名なのは、斎藤一人さんの「ついてるって言おう」というものだと思います。
コンサルタントの福島正伸さんも「ピンチはチャンス。ピンチだと思ったら、チャンスと言おう」と言っています。
まさにその通りだと思います。
人間の脳は(肯定)+(〜ない)という形で物事を考えた時、(肯定)の部分しか理解できないと言われています。
つまり、子どもに「転ばないようにしよう」とすると、「転ぶ」+「ない」であるため、つまずいて転んでしまうのです。
このような場合は、「足元に気をつけようね」と言ってあげるといいのです。
いきなり否定語を使わないのは難しいと思うので、一番簡単なのが「ついてる」とか「チャンス」というようにすると、物事を肯定的に捉えられるようになってきます。
これは実践することが一番効果的なので、是非とも実践してみてください。
- 「やること」と「やらないこと」を明確にする
「やること」と「やらないこと」を明確にすることは非常に大切です。
今、これを読んでいる方の中には、「何か行動するとき、常に優先順位を考えているから大丈夫」という人もいるかもしれません。
優先順位は重要ですが、私は劣後順位を決める方が重要だと考えています。
つまり、「何からやるか」ではなく「やらないことは何か」ということです。
例えば、「仕事中にスマホやメールをチェックするのは朝9時、昼12時、夕方16時のみ」だったり、「この仕事が終わるまでは他の仕事をしない」といったものです。
私がサラリーマンだったとき、仕事が忙しくパラレルタスクで仕事をしたことがありますが、仕事が予想通り終わらず、一つ一つ片付けた方が早く終わったことが多くありました。
みなさんの中にもこのような経験をされている方は多いのではないでしょうか。
普段仕事をしている中で、突発的な作業が入ってくることが多いです。
いつかやらなければいけないと思い、それらのことを優先してやってしまうと、結果的にやりたかったことができないということが良くあります。
そうならないために、「仕事中にスマホを見るのは1日朝昼晩3回に限定する」とか「他の作業に手を出さない」といったことを事前にリストアップしておくことといいでしょう。
- 分かち合う
日本人として幸せに成功するためには「分かち合うこと」が一番重要だと考えています。
2011年の東日本大震災や、2016年の熊本地震では被災した方たちが秩序を守り助け合い、全国各地からたくさんの支援が集まりました。
このように日本人には、助け合いと調和の精神が息づいているのです。
西洋では、「個人」を非常に大切にします。
だからこそ個性や独自性を大切にし、意見を主張することが多いです。
個性というのは周りと比較することで際立ってくるので、どうしても周りと比較してしまいます。
今の自分の位置を把握するために人と比較するのはいいと思いますが、常に他人と競争し勝つことのみを重要視すると疲れてしまいます。
個人的には、比較するのは「過去の自分」であるべきだと思います。
周りと調和し、過去の自分と比べ成長しているからこそ、幸せに感じることができるのではないかと思います。
とはいえ、他人と何かを「分かち合う」ためには、会話は不可欠です。
だからこそ、たくさんの人と会話をし、自分の夢を語り、価値観を共有する仲間を見つけるようにしましょう。
いかがでしたでしょうか。
人により価値観が様々なので、この考えに共感していただける方、共感していただけない方もいらっしゃると思いますが、もし共感していただける方がいたら、シェアしていただけると幸いです。
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