実は現状維持が一番難しい!?
新潟県で活動しているホームページクリエイターの山後です。
今日は「実は現状維持が一番難しい!?」をテーマにお話しします。
タイトルの通りですが、私は「成長」「衰退」「現状維持」の中で「現状維持」が一番難しいことだと考えています。
私の個人的見解で勝手に進めさせてもらうと、現状維持が難しい理由は、以下のことが原因だと思っています。
- 「現状」を目標にし、モチベーションを維持することが難しい
- 同じ仕事を続けていくと、人は成長する
- 現状維持を続けているだけでは、衰退していってしまう
Contents
「現状」を目標にし、モチベーションを維持することが難しい
人間は欲求を持っています。
マズローは人間の欲求を5段階に定義しています。
【マズローの欲求5段階説】
- 「生理的欲求」
- 「安全・安定の欲求」
- 「所属と愛の欲求(社会的欲求)」
- 「承認の欲求(尊厳欲求)」
- 「自己実現の欲求」
今いるステージが当たり前になると、次のステージの欲求が出てます。
今までと同じでは満足できなくなってしまうのです。
例えば、初めて月30万円稼ぐことができた人はその成果に満足することができます。
半年間同額の30万円というノルマを当たり前のようにこなせるようになると、「もっと稼げるんじゃないか?」と考えるようになります。
または「もっと楽に30万円稼げるようになるのではないか?」と考える人もいるかもしれません。
どちらにしても、初めて稼いだ30万円と半年後の30万円は価値が変わってきてしまっているのです。
そうなるとモチベーションを維持することは難しくなってきます。
モチベーションが下がれば、報酬や成果も必然的に下がってきます。
そうなると現状を維持し続けることはできません。
同じ仕事を続けていくと、人は成長する
人間は成長する生き物です。
同じ仕事を続けていれば、次第に要領もわかってきて、短時間に正確にこなせるようになります。
「短時間でできる」ということは、空いた時間ができるということです。
「正確にこなせるようになる」ということは、手戻りがなくなるということです。
どちらもそれまでかかっていた時間がなくなるので、結果として「もっと仕事ができる」か「もっと楽ができる」ようになります。
慣れてくると効率も考えるようになるため、最初の頃と比べると別人のようになります。
続けている限り、一度上達したものは下手になることはありません。
例外として、トップアスリートのように一定以上の基準を超えた人たちは「スランプに陥った」と表現されるように、一時的に下手になることはあります。
しかし、一般人から見れば手が届かないレベルで悩んでおり、一般人がやろうとしているレベルまで落ちることはありません。
それくらい一度上達したものを下手にすることは難しいことなのです。
現状維持を続けているだけでは、衰退していってしまう
人が成長するのと同じように、社会も成長しています。
そのため、過去と同じことをやっているだけではうまくいきません。
むしろ衰退していってしまいます。
電話を例に説明してみましょう。
1876年に初めて電話が発明されました。
ということはそれ以前は電話は存在していません。
電話が発明された当時は、画期的なものだったと思います。
それが、家庭に黒電話のような線でつながったものが普及しました。
そして、コードレスができ、携帯電話(今でいうフィーチャフォン)ができ、スマートフォンができました。
現在では、スマートフォンばかりが売れてしまい、フィーチャフォンを作ってもそれほど売れていません。
フィーチャフォンを作っているだけでは、会社は衰退していってしまうのです。
時代の成長に合わせて、商品も成長させる必要があります。
むしろ、時代の成長以上の速度で商品を成長させなければならないでしょう。
そのため、常に新しいものを探していかなければなりません。
常に新しいものを探すということは、結果として成長していくことにつながりますので、現状維持は難しくなります。
何か新しいことを続けていくと、成長か衰退しかない
上記の理由から、個人でビジネスをするためには、新しいことに挑戦し続ける必要があります。
新しいことをやったときの結果は「成功」か「失敗」しかありません。
「現状維持」は選択肢に入りません。
勝った負けたを繰り返すと、「成功しそう」「失敗しそう」という空気を感じることができるようになってきます。
「失敗しそう」と感じたら、途中で手を加え、成功する方に努力します。
そうなると、結果的に成功する方に進んでいくのです。
失敗してしまっても、「この方法ではうまくいかないんだ」と考え、同じ失敗を繰り返さないようにすれば、成功に向かって進んでいきます。
なので、「現状維持」を目指すのではなく、「成長」「成功」を目指して日々努力してください。
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