起業家が最初に知っておいてもらいたい3つのこと
新潟県で活動しているホームページクリエイターの山後です。
今日は「起業家が最初に知っておいてもらいたい3つのこと」をテーマにお話しします。
さて、あなたは1ヶ月に何回「楽しい」とか「嬉しい」と思いたいですか?
1ヶ月に1回?
1ヶ月に10回?
1ヶ月に30回?
何回いい思いをしたいと思うかは人それぞれです。
「1日に何度も」という人がいても私はいいと思っています。
しかし、ユニクロの柳井さんも「一生九敗」という本を出しているくらい失敗することは多いのが事実です。
すごくツイてると自分で思っているときでも、3割当たればいい方だと思います。
つまり、たいていのことは失敗してしまうわけです。
起業を志している人たちにこんなことを言うのは非常に酷かもしれませんが、事実なので受け入れてください。
では、どうやってモチベーションを維持していけばいいでしょうか。
その方法は3つあります。
それは、
- 今を楽しむ
- 成功体験を積み重ねる
- とにかく数を撃つ
です。
では一つずつみていきましょう
今を楽しむ
まず、今が「楽しい」と思うことが一番大切です。
だからこそ、私は自分が好きなことで起業するのが一番だと考えています。
「嫌いだけど儲かりそうだから」という理由だけで選んだ仕事では、きっと仕事を楽しむことはできないでしょう。
人間は「楽しいからこそ頑張れる」「楽しいことをやっている時間が幸せ」と感じます。
好きなことをやっていても嫌いになることがあるくらいなので、本当に好きなことをやっていくことがいいのだと思います。
好きな仕事の中にも、細分化していくと嫌いな仕事が出てくることがあります。
そういう場合は、遊んでしまうのが良いでしょう。
「嫌いな仕事を遊ぶ」とは、どういうことでしょうか。
これは私がサラリーマンだった頃、実際に先輩から聞いた(というかやっているところを見た)ものです。
打ち合わせで使った資料や過去の書類を処分することになりました。
打ち合わせの資料は、バラバラにならないようにクリップやホッチキスで留められているものがたくさんあります。
裁断は業者に依頼していましたが、条件として「クリップやホッチキスで留められているものがないこと」でした。
そのため、束ねられているものを取らなければいけません。
こんな単純作業は、やっている方は嫌になってしまいます。
しかし、先輩はというと、束ねられたホッチキスを集めて「ほらほら。マリモがこんなに大きくなった!」と笑っていっていました。
このときは「変わった人だ」くらいにしか思っていなかったのですが、あとあと考えて見たら、これが本質なんだと思いました。
「嫌なことがあったら、それを遊びに変えてしまう」
そうすることで嫌なことも乗り切れますし、嫌いな仕事もだんだんと好きになってくるかもしれません。
今を楽しむ工夫をしていきましょう。
小さい成功体験を積み重ねる
今を楽しんでいても、どうしてもその感覚が慣れてきてしまうので、「楽しい」というだけではモチベーション維持は難しいのが実際のところです。
では、どのようにしたらいいでしょうか。
それは、小さい成功体験を積み重ねることです。
マラソンを例に考えてみましょう。
最終目標はフルマラソン完走だったとします。
普段運動していない人が、フルマラソン完走のためにまずは「1日5キロ走る」という目標を立てたとします。
これでは、きっと3日坊主、むしろ1日で挫折してしまうでしょう。
いきなりやる目標としては高すぎるからです。
小さな成功体験とは、「5分だけ運動のために歩く」とか「1キロだけ走ってみる」ということです。
最初のステップとしては、「ランニングシューズとウェアを買いに行く」ところからでも全然いいと思います。
そもそも、普段運動していない人は、運動するために時間を作る習慣がありません。
だからこそ、「今日も運動する時間を作ることができた」くらいからスタートした方がいいでしょう。
そしてその目標を達成できたら、自分を褒めてあげましょう。
小さい目標を人に話しても、人が褒めてくれることはほとんどありません。
人が褒めてくれないんだったら、自分で自分を褒めてあげましょう。
運動のために時間を作ることが習慣化してきたら、1キロ→3キロ→5キロ・・・と距離を伸ばしていけばいいのです。
最初から高い目標は、逆効果です。
高い目標を設定してしまった場合は、その目標をクリアするために小さい目標に細分化してください。
その小さい目標をクリアして行くことによって、いつの間にか大きな目標にチャレンジできる力を持つことができます。
「この前のマラソン大会でダメだった男が何言ってるんだ」と思われるかもしれません。
これは自虐も含んでいるので、勘弁してください m(_ _)m
とにかく数を撃つ
実は今日のブログの中で一番言いたかったことがこれです。
いい思いをしたければ、とにかくたくさんのことに挑戦しましょう。
言い方は悪いですが、「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」んです。
ここで注意してほしいのは、闇雲に撃つのではないということです。
「下手な鉄砲」と表現しましたが、これは新しいことにチャレンジするとき、誰もが初心者だから思い通りにいかないからです。
冒頭でも言っていますが、ユニクロの柳井さんですら負け続けているのです。
どんな成功者でも失敗の数の方が多いのです。
プロ野球選手でも3割打てれば「すごい」と称えられるのです。
楽しい思いをしたいのであれば、1回の失敗でやめてしまうのではなく、とにかく数を撃ちましょう。
1ヶ月のうちに3回いい思いをしたいであれば、30個くらいに挑戦してください。
1ヶ月のうちに10回いい思いをしたければ新しいことを100個挑戦、1ヶ月のうちに30回いい思いをしたければ新しいことを900個挑戦すれば、確率論的にいえばどれかは成功します。
ビジネスの分野において、1日で成果が出ることはないので、準備期間はどうしても必要です。
やって見て、壁に突き当たったら壁を越える方法を勉強しなければならないでしょう。
理論を学ぶことで成功する確率は上がってきます。
昨日から始めたものが今日成果が出なかったからといって諦めてはいけません。
続けることが大事なのです。
そして、行くつも蒔いておいた種がいつしか芽を出し、実を結ぶことになるのです。
うまくいかないときは、この3つのことを考えて動いてみてください。
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