お客様を喜ばせよう!
新潟県で活動しているホームページクリエイターの山後です。
今日は「お客様を喜ばせよう」をテーマにお話しします。
起業するのは、自分が儲けるためです。
起業を志す人の中には「自分だけが儲けられればいい」と思っている人もいますが、これは誤りです。
というのも、自分が儲けるためには、お客様が儲かっていなければ無理だからです。
いくらあなたが提案する商品が良くても、お客様に購入するだけの資金がなければ購入してもらえません。
ビジネスは、自分の商品の素晴らしさ・人格の良さで自分の商品が売れているのではなく、お客様が自分の商品を購入してくれて喜んでくれるから成り立つのです。
つまり、「あなたの商品を購入することによって、何らかの利益(金銭的・物質的・精神的など)が自分にもたらされる」から、お客様は購入を決断してくれるのです。
このポイントを明確に伝えることができたら、そのお客様はあなたの商品を継続して購入してくれます。
しかし、サラリーマンの給料も上がらず、景気も回復しない状況が続いているので、自分だけが儲けられればいいという人がまだまだたくさんいます。
「自分だけが良ければいい」という考えのため、食品の産地偽装や賞味期限を偽装し、それがバレて経営不振になった飲食店はたくさんあります。
人を喜ばせる前に、自分が(というか自分だけが)喜ぶことをやってしまったためにビジネスが失敗してしまう結果を招いてしまったのです。
そうした状況を未然に防ぐためには、どうしたら良いでしょうか。
それは、このブログのタイトルにもある通り「お客様を喜ばせる」ことをするべきなのです。
お客様を喜ばせることを考える上で、近江商人の「三方良し」という考え方が非常に役に立ちます。
三方良しとは
売り手よし、買い手よし、世間よし
というものです。
説明のため、少し順番を変えて説明しますが、
- まずはお客様を喜ばせること。
- 多くのお客様が喜べば、それは社会が喜ぶこと。
- 社会が喜んでくれれば、お客様が増え、結果として自分が喜ぶ。
ということにつながってきます。
つまりは自分が喜ぶのは、お客様や社会が喜んでくれた結果でなければならないということです。
ごまかしや偽装はお客様が不快に思うことなので、結果として喜べないことになるのです。
では、どうすればお客様に喜んでもらえるのでしょうか?
それは、「すべてはお客様のため」と思って、まずは考え方を変えるよう心がけてください。
そのように考えてビジネスを行うと、次のような変化が起こってきます。
- 話の内容や話し方が変わる
売り込もうと考えているものを一心に勧める話し方から、相手が不満に思っている部分を解消しようとする話し方に変わってきます。 - 話が変わることで、相手の反応が変わる
相手が、あなたの話を聴こうとするようになります。 - 相手の反応が変わると、あなたの行動が変わる
儲けたいから売るのではなく、相手が喜んでくれる様子が見たいから勧めるようになります。 - あなたの行動が変わると結果が変わる
商品を勧められたとき、客の答えが「検討」から「欲しい」というものに変わります。
視点、考え方を変えることによって、結果が変わってくることはよくあります。
これから起業を考えている人は、特にこの「お客様を喜ばせる」ことためにどうするかを考えて見てください。
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