市場を調査する
新潟で活動しているホームページクリエイターの山後です。
今日は「市場を調査する」をテーマにお話しします。
起業するにあたって、市場を調査するのは非常に重要です。
活動しようと思っている分野にお客様となってくれる人はどれくらいいるのか。
相場はいくらくらいか。
先駆者はいるのか。
どのような商品を販売しているか。
競合はいるのか?
参考になる競合はどこか?
例を挙げるとキリがないくらいたくさん出てきます。
では、どのように調べていったらいいのでしょうか。
Contents
重要なのはお客様がいること
市場調査するにあたり、まずはあなたが起業しようとしている分野にニーズはあるのか、お客様になってくれそうな人がいるかというところから調査してください。
そもそもビジネスは商品を買ってくれるお客様がいないと成立しません。
ニーズがあって初めて成り立つので、ニーズの存在、お客様の存在を第一に調べてください。
もっとさかのぼって、「私が○○で起業しようと思った理由は何か?」「私が解決したい問題は○○。だから△△で起業したいんだ」というところから始めてもいいかもしれません。
問題があるからニーズがあり、ニーズがあれば商品を購入してくれるお客様がいます。
逆に、ニーズがなければ購入してもらうことはできません。
問題を問題だと気付いていないこともありますが、費用対効果を考えたときに不要と判断されてしまえば商品そのものが売れなくなってしまうのです。
人は「お金を払ってでも苦しみから脱却したい」と思うので、目の前の問題を解決してあげられるものを商品にしたほうがいいでしょう。
問題・ニーズがあると、解決策を探すことができる
問題がある、ニーズがあると、解決策を探すことができます。
今はインターネットが普及しているので、何かあったらインターネットで調べることができます。
大抵のことはすでに誰かがやっている場合が多いので、うまくいっているのであればそれを真似するのが一番早いです。
知識があって、もっといいやり方を知っているのであれば、それを商品にしてもいいでしょう。
今後のコンテンツの中で説明していきますが、「調査」と「商品の作成・改善」と「価格の決定」は連動しています。
既に成功者がいて、そのやり方が正しいと思ったら、徹底的に真似してください。
真似をしてオリジナルを超えることができれば、それはそれですごいことですから。
車がいい例だと思います。
車は海外で発明されたものですが、今は車といえば日本のトヨタがトップです。
日本はオリジナルを超えた商品を作り出すことができたのです。
真似をすることは悪いことではありません。
なので、商品をつくるときも真似をすることに対してマイナスなイメージを持たないでいただきたいと思います。
調査したときに見つかった周辺の情報も意識しよう
また、商品を販売するときは、客層も非常に重要な要素となります。
男性なのか、女性なのか。
対象年齢はどれくらいなのか。
ニーズがあるのはどの地域なのか。
などなど。
市場を調べていくと、必ずこれらのキーワードに当たります。
市場調査、情報収集の段階で控えておいてもいいと思います。
ある程度市場の動向や規模が見えてきたら、以下の図に、自分の事業と参考になる事業・競合の事業をプロットしてください。
他の事業とどんなところが同じで、どんなところが違うのか。
評価してもらうポイントはどこか。差別化できている点はどこか。
それらを明確にすることによって、他者との違い、自分のアピールポイントが見えてきます。
なので、まずは自分事業の位置づけをはっきりさせてください。
この位置づけを考えたとき、「市場が狭いから、すべてを網羅できる」という人もいると思います。
確かにビジネスにすれば、全員がお客様になってしまうパターンもあります。
ただし、この場合は、そもそもお客様の数が少なく、情報も少ないので、見つけてもらえる可能性が低くなります。
それでも第一人者となって成功する可能性は大いに秘めていますので、頑張ってほしいと思います。
逆に、大きな市場のパターンもあります。
市場が大きい場合は、お客様が多いので見つけるのは簡単です。
この場合、競合も多いので選んでもらうのが大変になってきます。
しかし、細分化していくとニッチな部分があったり、特化することにより認められることはよくあります。
どちらもやり方を間違えなければ、ビジネスとして成り立たせることは可能です。
市場を調査して、何をどの方向から攻めるかを考えてみてください。
調査も大切だが、行動はもっと大切
ここまで話をすると、「わかりました。調査します。」と言って、調査だけで終わってしまう人がたくさんいます。
調査も大切ですが、行動することはもっと大切です。
やみくもに鉄砲を撃っても当たりませんが、理論だけ知っていてもダメです。
ある程度の方向性が決まったら、行動してみると良いでしょう。
行動してみると、知らなかった世界が見えてきて、目指すべき道が定まってきます。
道を進んでいく途中に問題が出てきたらまた調査すればいいのです。
相談する人によっては、全体の30%わかったら行動したほうがいいとか、半分くらいわかったら実践してみたらいいという人がいます。
正直、割合はどうでもいいのですが(というか、割合はあてにならないと言ったほうが正しいのですが)、調べて行動する、行動して調べるを繰り返すことが大切です。
セミナージプシー、フリーライダー、チェリーピッカーには、「理論的にはこうだよね」とか「○○さんのメルマガ(セミナー)で言っていた」という人がたくさんいます。
だいたいの場合、そのような人たちは行動していないので概念しか知りません。
なので、学んだもの、得た知識は実践してみることが大切なのです。
「百聞は一見にしかず、百見は一考にしかず、百考は百行にしかず、百行は百果にしかず」です。
過去にそんなタイトルのブログも書いているのでご覧ください。
ちょっと話がずれてしまいました。
市場を調べたら、何かしらのアクションを起こすことを心がけてください。
といったところで今日のブログは終わりにしたいと思います。
なお、昨日は「業界を調査する」をテーマにブログを書いています。
興味がある方はこちらをご覧ください。
前回と今回で「調べる」ことについての話をしてきました。
次回から商品を作るプロセスの話をしていこうと思います。
それでは、次回のブログをお楽しみに。
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