自分の想い・強みを見つけよう
新潟県で活動しているホームページクリエイターの山後です。
前回と前々回のブログでは、起業する分野、市場をどのように調査したらいいかを説明しました。
今回から、「商品をどのように作っていくか」を説明していきます。
その中でも、今回は「自分の想い・強みを見つけよう」をテーマに説明していきます。
起業したい分野、お客様や競合を調査していく中で、「○○という分野で、人や地域に△△をしたい。そして□□□として成功したい。」という思いが湧いてくると思います。
熱い思いは活動の原動力なので、それを絶やしてしまうのはもったいない。
なので、思いが湧いてきたら是非とも紙に書き出してください。
ここは、めんどくさがらずに、紙とペンを用意して書き出しましょう。
「今は外出中で、スマホで見てるからそんなことできないよー!」というのであれば、スマホのメモに残してください。
これを読んで「ちょっとやってみようかな」と思ったり、または以前から熱い思いがあるのであれば、このままブログを読み進めるのではなく、書き出してみてください。
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さて、書いていただけましたか?
起業する場合、初めのうちは自分ですべてやらなければいけません。
営業、商品開発、経理、そして自分の事業。
起業家として、本当にやりたい仕事だけではなく、周辺のこともやらなければならないのです。
やりたくないこと、苦手なことをやっていると、モチベーションが下がってきます。
また、人間は忘れる生き物なので、時間が経てば思いも忘れてしまいます。
思いが冷めて何もやらなくなるのは残念なので、熱い思いが湧いてきたらどこかに書き出しておくようにしましょう。
思いを書き出すことから商品開発は始まる
商品開発は、この熱い思いから始まります。
何かを考えるとき、5W1Hで考えるといいと言われますが、まずは5Wだけを考えてください。
Why(なぜそれをやろうと思ったか)
Where(どこでやりたいか)
When(いつまでにやりたいか)
Who(誰に対してやりたいか)
What(何をやりたいか)
えっ!?
1Hはどうすんの?
と思われた方もいるかもしれません。
1Hは「How to(どのように)」なので、すぐに決定する必要はありません。
もう決まっているのであれば、それはそれでもちろん構いません。
5Wがしっかりしている人はブレません。
理由がしっかりしていれば、方法はどうでもどうでもよかったりします。
例えば、「地域の人が気軽に集まれる居心地がいい場所を作りたい」という人がいたとします。
その人の最終目標は「居心地がいい場所」なので、カフェでも居酒屋でも音楽イベントでもよかったりします。
極端な話、方法はどうでもいいのです。
しかし、自分にとって「居心地がいい場所」の定義があるはずなので、5Wを考えていく中である程度絞られてはきます。
まずは、思いを書き出して、ブレない土台を作ることが大切です。
自分の強みを見つけよう
次に、自分の強みを見つけてください。
「欠点は言えるけど、長所はないなぁ」という人がいます。
自慢してしまうようで嫌かもしれませんが、起業して自分で稼いでいくためには自分の長所をアピールしていかなければなりません。
どうせいつかはやらなければいけないことなので、頑張って今のうちに見つけてください。
それでもなかなか長所が出てこない人もいます。
どうしても出てこない場合、自分の過去を振り返ってみると見えてきたりします。
なので、以下のことを考えてみてください。
- 過去の経歴、スキル
- 過去、どのようなことで褒められたか
- どのような言葉を大切にしているか、大切にしている理由
- 幸せ/不幸せとは何か
- 誰を助けたいか、誰を幸せにしたいか
これらを考えて、自分にできることを書き出してみると、「自分の強み」が見えてくることがあります。
あとは、友人に「私の強みってなんだろう?」ってストレートに聞いてみるのもいいと思います。
自分で思っていることと、人が思っていることが違うことは多々あります。
自分では「取り柄がない」と思っていても、人からしたら「話が面白い」と思われているかもしれませんし、自分では「友人が多いから人の紹介ならできる」と思っていても、周りからは「仕切るのがうまい」と思われていたりもします。
自分の行動を決めるのは自分ですが、自分の価値を決めるのは他人や環境なのです。
自分とは関係ないところで価値が生まれているので、人から聞いてみるのが一番だったりします。
ただし、人に話をするときに漠然としすぎていても相手が困ってしまうので、ある程度の方向性を自分で決めておくために過去の経歴や大切にしている言葉を考えておきましょう。
自分の活動の土台をしっかりと作る必要があるので、商品開発は時間をかけたほうがいいと思っています。
まずは、熱い思いを絶やさず、ブレないために土台固めをしっかりしていきましょう。
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