諦めない理由を作ろう
新潟県で活動しているホームページクリエイターの山後です。
今日のテーマは「諦めない理由を作ろう」です。
最初の頃は、「良い商品を頑張って開発しよう!」と高いモチベーションと行動力で開発を進めます。
しかし、途中で挫折して、商品の完成までたどり着けない人がたくさんいます。
それはなぜでしょうか。
このコンテンツを読み進める前に少し考えて見てください。
最初はやる気があったのに・・・
次第にやる気がなくなって・・・
最終的には諦めてしまう・・・
その理由です。
どうですか?
何か出てきましたか?
あまり長引かせても仕方がないので、私なりの解釈で説明を続けます。
初めて商品を開発する場合、または新しく商品を開発する場合は、通常作業よりもやることが多いため、思い通りにいかないことがたくさん出てきます。
最初は「商品開発を頑張ろう」と勢いよくスタートしても、思い通りの進捗・理想とする成果物ができず、またやらなければいけない作業ボリュームにうんざりして、途中で挫折してしまうのではないかと思います。
コンサルタントとして、多くの人から相談を受けていると、だいたい2つの理由から挫折してしまうことが多いです。
それの2つとは以下の理由です。
- 考えが漠然としているため、明確なゴールがイメージできていない
- なぜその商品が必要なのか、明確な理由がない
それでは、それぞれ説明していきましょう。
考えが漠然としているため、明確なゴールがイメージできていない
これから新しいものを作り出そうとしているので、漠然としているのは悪いことではありません。
悪いことではないのですが、ゴールがないまま走り続けることは辛いことです。
「どこまでやったらいいのか」「どこまで作ったらいいのか」という基準を作っておかないと、「とにかく頑張らなきゃ!」と焦ってしまい、ただ忙しいだけになってしまいます。
なので、まず初めにゴールを設定してください。
ゴールとは、「いつまでに」「何を」です。
簡単にいうと、スケジュールを決めてください。
これは大まかなものでも構いません。
最初は「1年後に月50万円稼げる起業家を30人育てる」ということでいいです。
というのも、それを細分化して作っていくほうが楽だからです。
ここでのポイントは、数値化することです。
数値化することで、漠然としたものが目に見えるものに変わります。
この漠然としたイメージをどうやって商品にしていくかは、次回説明します。
とにかく今は「目に見える形で目標を設定すること」を意識してください。
目標が目に見えるようになると、現在の自分の位置や、これからやるべきことが見えてきます。
なぜその商品が必要なのか、明確な理由がない
商品を作るにあたり、明確な理由を持っていない人もたくさんいます。
明確な理由とは・・・
- 「なぜそれが必要なの?」
- 「商品を提供する人があなたでなければならない理由はどこにある?」
- 「その商品を提供することで、お客様はどうなっている?」
といったものです。
夢や理想を元気に語っている人に対し、これらの質問をすると、急に無口になってしまうことがあります。
「そんなこと、いきなり言われても・・・」という人も多いと思います。
いきなり言われて困るという場合は、今その理由を考えてみてください。
自分の価値・・・
自分の強み・・・
なぜその分野で起業しようと思ったのか・・・
専門知識を身につけていく中で、「なぜそれをやりたい」と思ったのか・・・
その商品を届けることのメリットは・・・
その商品を自分がお客様に届けなければ行けない理由は・・・
途中で諦めてしまう人の特徴は、明確なゴール、つまり「どのような成果物を」「誰に」届け、その人がどのように感じているかをイメージできていないことです。
以前、「提供している商品の先には何があるか」というブログでも書きましたが、あなたがこれから提供する商品は、これから購入してくれるお客様にとって、どんなメリットがあって、購入した結果どのように感じてもらえるかをイメージすることは、とても大切なことです。
というのも、「購入した結果どうなってもらいたいか」というところがゴールになるからです。
コンサルタントの福島正伸先生は、本を書くとき、1行目に「この本が世界を救う」と書いてから執筆に取り掛かるそうです。
執筆中に心が折れそうになったとき、その1文を読むことにより、持ち直すことができるそうです。
何十年もコンサルタントとして活動しており、数多くの社長を相手にしてきた福島先生でさえ、このようなことをやっているのです。
すでに成功している人が「諦めない理由を作らないと、人間は妥協してしまう」といっているのに、これから起業ようと思っている人が斜に構えてやらない理由はどこにもありません。
「でも、福島先生の場合、『この本が世界を救う』っていってるけど、全然明確じゃないよ?」と言われるかもしれません。
福島先生の場合、「こういった題材の本を書こう」という明確な理由の元に執筆しているので、すでに「明確な理由」が存在していますし、「世の中につけれない理由は存在しない」ということもおっしゃっているので、あらゆることに理由をつけて行動されています。
個人的な見解では、目指すべきところが明確であれば明確であるほど、達成するのは容易だと思っています。
というのも、漠然としていると、そこへたどり着ける道筋が見えてこないからです。
ゴールへの道筋が明確なのであれば、途中にどんなものが必要で、どんなものがありそうか、といったものが見えてきます。
見えているゴールへはたどり着くことができます。
なので、最初のうちは、明確な理由を持つようにしてください。
ちなみに、過去「「諦める」か「諦めない」か」というブログも書いています。
理由に固執するあまり、手法まで固執してしまうことは得策ではありません。
手法を切り替えることができる柔軟性も持ち合わせるように努力してください。
いかがでしたか?
人間はどうしても楽をしたいと思ってしまいますし、楽をする方法をいつも考えています。
しかし、理由や動機付けをしっかりすることにより、辛いことも乗り越えていけるようになります。
まずは理由づけをしっかりして、諦めない理由を作って、商品づくり・夢実現へ進んでいきましょう。
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