仲間を見つけよう
新潟県で活動しているホームページクリエイターの山後です。
今回は「仲間を見つけよう」をテーマにお話しします。
起業するといっても、ビジネスは一人で行うことはできません。
成功させるためには誰かに協力・応援してもらう必要があります。
つまり、成功するためには仲間を見つけなければなりません。
ここでいう仲間はビジネスパートナーだけではありません。
メンターや応援してくれる人も「仲間」として考えています。
「メンター」という言葉が聞きなれない人もいると思うので、先に補足しておきます。
メンターとは・・・
メンターとは、仕事上(または人生)の指導者、助言者の意味。
メンター制度とは、企業において、新入社員などの精神的なサポートをするために、専任者をもうける制度のことで、日本におけるOJT制度が元になっている。
メンターは、キャリア形成をはじめ生活上のさまざまな悩み相談を受けながら、育成にあたる。
(コトバンク:メンターより)
個人的には、自分から『私はあなたのメンターです』と名乗る人は信用していません。
というのも、助言を求めたい人は私自身で決めたいからです。
「私が言っていることは素晴らしいことだから素直に聞いてね」といきなり言われても、どこの誰かわからない人のことを素直に聞き入れることができません。
私にとってメンターとは、「人生の師」のような存在として捉えています。
「人生の師」なので、素直に話を聞いて、そのアドバイスに従うことができます。
なので、初対面の人から「これから私がメンターです」と名乗られても、私自身がその人のことを知らないので、メンターとして見ることができないのです。
少し話が脱線してしまいました。
話を戻します。
では、仲間を見つけるためにはどうしたらよいでしょうか?
結論から言うと、「たくさんの人に会う」ことです。
たくさんの人に会って、たくさん会話をして仲間を増やしていきましょう。
会話をすることで、相手のことをよく知ったり、自分のことを知ってもらったりできます。
また、会話の中で「この人は自分が持っていないスキルを持っている」とか「この人のことなら素直に受け止められる」とわかってきます。
時間的にも内容的にも一人でできることには限界があるので、なるべく多くの仲間を見つけた方が良いでしょう。
仲間が多ければ多ければそれだけ自分を助けてくれる人たちが多いと言うことなので、仲間を増やしておいた方がいいです。
ただし、中には場の雰囲気を悪くする人やネガティブ発言や相手を非難する発言が多い人は仲間に入れない方が良いです。
と言うのも、「10人の中に1人でもネガティブ発言をする人がいると、10人全員がネガティブ発言をするようになってしまう」と言われるほど、ネガティブの力は強いからです。
基本的には「できない」ではなく「どうすればできるか」を話し合えたり教えてくれる仲間を見つけるようにしてください。
「初めはそうではなかったけれど、仲良くなって一緒にいる時間が増えてきたらネガティブ発言が多い人だった」という人もいるかもしれません。
正直言って、ネガティブ発言が多い人は一緒にビジネスをしていく仲間には向いていません。
その人のことを悪く思わないのであれば、「友人」として付き合うようして、一緒にビジネスをする仲間としては一線を画した方がいいでしょう。
私が植草貴哉さんのセミナーに参加したとき、「昔の友人はすべて連絡先を削除した。ネガティブ発言が多い人は私のコミュニティから退出してもらっている。」と言っていました。
ここまで徹底することは難しいと思いますが、これくらいの気でいないと「人を選ぶ」ことはできないのかもしれません。
私自身、ここまで徹底した人選はできていませんが、場合によっては必要なのではないかと考えています。
仲間になってもらう、協力してもらうためにはまず、たくさんの人と会話をしてお互いのことをよく知る機会を設けてください。
では、どこで知り合えばいいのでしょうか。
起業を志したばかりや起業した直後は、セミナーに参加するのが一番手っ取り早いです。
例えば、起業セミナーや○○集客セミナーのようなものです。
低額のものでは1回3000円〜5000円程度で参加でき、いろいろな人と出会うことができます。
その中でたくさん情報交換をして、協力してもらえるところは協力してもらいましょう。
「どのような話をすればいいか?」というのもあると思いますが、それは以前書いたブログ「自分の想い・強みを見つけよう」を読んでみてください。
熱い想いが伝われば、協力してくれる人・応援してくれる人は必ず現れます。
初めはうまく話せなくてもたくさんの人に話をしていくと、自分の想いを相手に伝えることもできるようになってきます。
なので、積極的に会話をするようにしましょう。
セミナーに参加することによって、「たくさんの人と出会える」という話をしていますが、セミナーはいろいろな業種の人が集まることが多いので、日常生活では出会わない人たちとも交流することができます。
私もセミナーに参加して、デザイナーや写真家、整体や鍼灸などの治療家、様々なイベントを企画するイベンターの方々と知り合うことができました。
これらで挙げた人たちは、私がサラリーマン生活を続けていれば交流がなかった人たちばかりです。
「類は友を呼ぶ」ということわざもある通り、自分の周りには似た人たちが集まっていることが多いのです。
今よりもう少し広い世界を見るために、セミナーに参加してみてはいかがでしょうか?
えっ?山後のセミナーはないのかって?
それは後々企画していきますので、楽しみにお待ちください。
セミナーに参加することのメリットをもう少し説明します。
参加したいセミナーを自分で探したり、自分で仲間探しをするようになると、いろいろなものに気づくことができるようになります。
また、「セミナーに参加する」ことは「自分から行動する」うちの一つの行動なので、少しずつですがいろいろなことに対して自分から行動することができるようになります。
私も低額なものから高額なものまでたくさんセミナーや講座に参加してきました。
最初の頃は3000円でも高く感じましたが、いくつか参加するとそのハードルも引くなり「これは5000円だけど1万円以上の価値がある」とか「1万円だけど3000円くらいの価値しかない」といったものがわかるようになってきました。
これは、行動するようになったから気づくことができるようになったのだと思います。
フットワークを軽くする、というか、足枷を外すためにも、まずは低額なセミナーでもいいので、興味があるものがあれば酸化してみるのもおもしろいと思います。
ある程度仲間を増やすことができると、仲間から人を紹介してもらえるようになります。
あなたの仲間はあなたのことをよく知っているので、仲間が紹介してくれる人は今の自分に必要としている人が多いです。
そこまでいくとビジネスもだいぶ楽になります。
まぁ、これはアップセル商品、クロスセル商品という話の方が大きいです。
「仲間を増やせば集客やマーケティングは不要」とは決してなりませんので、注意してください。
最後に「メンターとビジネスパートナーってどう分ければいいの?」という質問がありそうなので、これにお答えします。
私にとってメンターとは「人生の師」なので、「この人の意見だったら素直に受け入れられる」人だったらメンターとして受け入れればいいと思います。
その上で、一緒にビジネスをやっていけそうであればビジネスパートナーとしてもつながっていればいいでしょう。
「メンター」と「ビジネスパートナー」を明確に分ける必要はありません。
しかし相手をメンターと思うようになると、その人の言った意見を素直に受け入れがちになってしまうので、「違うんじゃないか」と思ったことを「違う」と言えなくなる可能性もあります。
そうならないために、広い視野を持ち、多角的に物事を観れるようにしましょう。
いかがでしたでしょうか。
今の世の中、「自分は器用でできることが多いから一人でやっていける」と考える人は少ないでしょうが、「何でも一人でやろうとする」人はまだまだたくさんいます。
一人ではできることは限られています。
これからの時代、どれだけフットワークを軽く動けるかが大切になってきます。
書籍やインターネットでも、「どれだけリアルタイムに流行に乗れるかがポイント」という情報を見かけることが多くなってきました。
あえて会社化せずに個人事業主同士が提携してビジネスをしているケースも増えています。
無理に大きくせず、自分のできることを磨いて、足りないところは協力してもらう方がこれからの時代には合っていると思います。
皆さんも、そのような仲間をたくさん見つけてほしいと思います。
次回は「素直に評価を受け取る」をテーマにお話しします。
お楽しみに。
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