素直に評価を受け取ろう
新潟県で活動しているホームページクリエイターの山後です。
今回は「素直に評価を受け取ろう」ということについてお話しします。
個人で起業する場合も、サラリーマンとして企業で働く場合も、人と接点を持ち成功していくためには人から「評価」されます。
それが良い方に評価されるか悪い方に評価されるかわかりませんが、「評価」されます。
この結果を素直に受け入れてください。
個人で起業したのであればなおさらです。
人はうまくいかないことがあると周りにいる人や環境のせいにしてしまいがちです。
それは、自分のことはかわいいし傷つきたいくないからであり、自分以外のところに原因を探し責任を逃れようとしてしまうからです。
しかし、その行動は間違っています。
なぜなら、人は自分に対して評価をくだしているからです。
どこに原因があろうがそれを選択したのは自分自身であり、そのようになるように仕向けたのは自分の判断があるからです。
言い方は悪いですが、世間はそれほど個人に対して期待をしていません。
しかし、あなたがもたらす「結果」には興味を持っています。
結果に対して評価をくだすわけですから、過程がどうであっても、そうなった原因がどこにあってもあまり意味がありません。
なので、相手から悪い評価を受けたとしても、素直に受け入れてください。
これは、良い評価であっても同様です。
日本人は謙遜することを美徳としているので、何か褒められると「いやー、それほどでも・・・」と言ってしまいがちです。
せっかく褒めているのに「そんなことはないです。」と言われたら、あなたを褒めてくれた人はどう思うでしょうか。
あまり良い気はしないのではないでしょうか。
関係が悪くなるのであれば、素直に「ありがとうございます。」と言った方がお互いが気持ちいいですし、人間関係も良好に保てます。
よく言われている例ですが、せっかくお土産を持ってきても「つまらないものですが・・・」と言われるのと「ここのお菓子おいしいから買ってきたの。ぜひみんなで食べてね。」と言われるのはどちらがいいでしょうか。
現代の感覚で言えば、断然後者の方がいいと思います。
顔文字で書くと・・・
( ̄▽ ̄)ニヤリ
くらいの感覚でいいと思います。
「相手がどう思うか」ということも考えた上で評価を受け取りましょう。
そして、評価を受けたら感謝をしましょう。
『実るほど 頭を垂れる 稲穂かな』という言葉がありますが、成功者ほど謙虚です。
良い評価をしてもらったときは「ありがとうございます。それは○○さんのおかげです。」と言いますし、悪い評価を受けたときは「ありがとうございます。そのようなことを言ってくれる○○さんに感謝です。」と言ってくれます。
どちらも感謝の気持ちが入っています。
パナソニックの創業者である松下幸之助は、とても物腰が低い人だったそうです。
私自身本で読んだりネット記事を読んだくらいでしかなくテレビでも彼を見たことはないのですが、「経営の神様」とも呼ばれた人は常に感謝の気持ちを持っていたとのことなので、感謝の気持ちがどれだけ大切かわかると思います。
私のサラリーマン時代の恩師も、あるプレゼン資料を作ってシステムの紹介をしたとき、彼の上司から「成功したらSEのおかげ。失敗したらお前たちのせい。その気持ちを持って仕事をしろ。」と言われていたそうです。
その言葉を胸に秘め、実践してくれていたから、その恩師のことが好きだったんだと思います。
まぁ、酒癖が悪く、ディベート好きでケンカ口調だったこともあり、何度か衝突したこともありますが。。。
感謝の気持ちを持って生活すると、その気持ちは相手に伝わります。
おそらく、成功者と呼ばれる人たちは多くの人と関わり助けてもらった経験があるからこそ、感謝の気持ちが湧いてくるのだと思います。
しかし、感謝の気持ちは、成功者だけが持っているものではありません。
これから起業する人であってもサラリーマンであっても、人と関わりを持っている人であれば感謝の気持ちを持っているものだと思っています。
感謝の気持ちを持って人と接し、素直に評価を受け取る。
そうすることによって人から好かれてきますし、人から好かれるとそれがいい方向に転がっていきます。
日本人が美徳としている「謙遜」を否定するつもりはないですが、謙遜しすぎると人から「自信がないんだなぁ」とと思われてしまいます。
相手からどう思われるかも考えながら、日常生活を送るようにしましょう。
なぜ日常生活なのかって?
それは、起業すると自分が経営者になるからです。
人との繋がりは仕事上だけではありません。
どんなに仕事ができても、裏表があるようでは人から好かれ、幸せな人生を送ることができません。
良い関係を築くのは時間がかかりますが、壊すのは一瞬です。
「あの人は裏表があって、本当は嫌な人・・・」という噂が立つと、すぐに評価が下がってしまいます。
そうならないために、普段の生活でも見られていることを意識して生活していきましょう。
いかがでしたか?
私も人からの評価を素直に受け入れられないことはあります。
精神的に辛かったり肉体的に疲れていたりすると、なおさらです。
しかし、今回の内容は常に意識するようにしています。
特に「感謝の気持ち」は忘れないようにしています。
そう思っているからこそ、今の自分があり、今の生活があるのだと思います。
このブログをご覧いただいているみなさんの中にも思い当たる方がいたら、改善してみてください。
次回は、全16回のシリーズ物としての最後となる「商品にはライフサイクルがあることを理解しよう」ということについて説明します。
お楽しみに。
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