小学生はなぜゲームが上手い?
新潟県で活動しているホームページクリエイターの山後です。
今回は「小学生はなぜゲームが上手い?」をテーマにお話しします。
連載が終わったら、いきなり突拍子もないタイトルから始まってしまいました。
連載中に読んだ本の中に期になる記事があったので、このことをテーマに今回はブログを書いてみたいと思います。
このブログを読んでくださっている方の中で、どれくらいの方がテレビゲームをやっていたでしょうか。
私は小学生時代は結構やっていた方だと思います。
仲間内ではそれほど上手ではなかったのですが、特定のゲームについてはそこそこ上手だったと思います。
断言できるのは、今よりは全然上手でした。
中学に入ってからは、テレビゲームではなく部活動(バスケットボール)の方が楽しくなってしまい、次第にテレビゲームはやらなくなってしまいましたが・・・
私の育ったところは新潟でもかなり田舎の方で、娯楽も友人と野山や海で遊んだり、テレビゲームをすることくらいしかありませんでした。
当時はテレビゲームと言ったらファミコンやスーパーファミコンといった家のテレビにつないでやるようなものしかなかったので、最近の子供がやっているDSやスマホのゲームのようなものはありません。
振り返ってみると、グラフィックも内容も結構チープだったと思います。
(どんなに頑張ってもクリアできないゲームもたくさんありましたが・・・)
今、大ヒット中らしいですが当時のファミコンを知らない人は「ファミコンが、手のひらサイズで"再"登場!」をご覧いただき、興味があったらやってみていただければと思います。
(ちなみに私は任天堂の営業マンではありません。)
当時の私は、なぜゲームができたのでしょうか。
それは、テレビゲームが「おもしろかったから」です。
最初は全然できなくても、毎日ゲームをやっていくうちに次第にできないことができるようになってくる。
今までクリアできなかったステージも、少しずつクリアできるようになってくる。
上達しているのが目に見えてくると、嬉しさも加わって、本当にのめり込んだのだと思います。
ゲームとはおもしろいもので、「難しい」ようなルール設定になっています。
ある程度難しいゲームの方が人気が出ます。
これは、人が「難しいものを克服することに快感を得る」ことに他なりません。
このことはテレビゲームに限ったものではありません。
例えばゴルフ。
簡単にいうと「止まっているボールを打ってカップにボールを入れる」だけのゲームですが、クラブにボールが当たらなかったり、ボールが風に流されたり、スライスしたりフックしたりと、とても難しいスポーツです。
私は数年に一度打ちっ放しに行くくらいでゴルフはやらない人間なのでスコアについてはよくわかりませんが、素人でシングルで回る人はあまり聞いたことがありません。
ルールは簡単なのに、やってみるととても難しいスポーツだからこそ、人気があるのだと思います。
じゃあ、素手で大きなボールを扱うスポーツは簡単なのかといったらそうではありません。
バスケットボールを例にお話ししましょう。
バスケットボールは、コート上5対5で戦い、リングにどれだけ多くボールを潜らせることができるかというスポーツです。
これは、人との連携や作戦、対戦相手との相性等があり、これも深めていくと難しいスポーツです。
サッカーに比べルールが複雑なのでバスケットボールが人気がイマイチ伸びていないように感じていますが、Bリーグは盛り上がってほしいですね。
私は五十嵐圭選手と同い年であり、彼は新潟県出身選手なので応援していますよ。
脱線してしまいました。
「おもしろさ」を感じる要素として、「難しい」ということが挙げられます。
100%成功するものにはおもしろさを感じません。
成功する可能性があって、そこそこ難しいからこそやりがいを感じ、おもしろくなってくるのです。
テレビゲームでずっとコントローラーの右を押すだけでクリアできるゲームが売れるでしょうか?
100%ストライクが出るボーリングが人気になるでしょうか?
人は難しいからこそ、成長してそれを克服できるようになりたいと思うのです。
ビジネスについても同じことです。
難しいからこそやりがいがあるのです。
「難しいから無理!」「難しいからやらない!」と言っていては成功しません。
というのも、そこには行動が伴っていないからです。
行動すると、少しずつ道が見えてきます。
途中の道とゴールをつなげていけば、いつしか成功へたどり着くことができます。
これはビジネスだけでなく、人生においても同じと言っていいかもしれません。
難しさの中におもしろさを感じ、人生を楽しんで成功につなげていってもらえればと思います。
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