250万分の1になる方法
新潟県で活動しているホームページクリエイターの山後です。
今回は「250万分の1になる方法」をテーマにお話しします。
先日、新潟県弥彦村にとある物件を紹介してもらうため、ある男性を紹介してもらいました。
その方はカッコいい生き方をしていて、これからも真似していきたいという意味も込めて、以下ナイスミドルと呼ばせてもらいます。
その中でとても興味深い話をしてもらったので、今回はそれについて話をしようと思います。
Contents
オリンピックで金メダルをとる確率
オリンピックで金メダルをとる確率ってご存知ですか?
私は知りませんでしたが、ナイスミドルが言うには250万分の1なのだそうです。
オリンピックの場合は特定のスポーツなので、250万分の1になるのは非常に難しいです。
オリンピックで金メダルをとるような人は、日々練習を頑張るだけではダメでしょう。
素質もあるだろうし、良い指導者と巡り合うことも必要だと思います。
世の中には、素質も十分、練習も十分だけれども、指導者に巡り会えないために表彰台に上がれなかった人はたくさんいると思います。
今はインターネットがあるので、昔よりも良い指導者に巡り会えずに消えていく人はいないかもしれませんが、周囲の環境や金銭面から「可能性があるけど世界のトップを争うことができない人」はまだまだ多いのではないかと思います。
できることならば、そのような「可能性があるけど世界のトップを争うことができない人」にもチャンスが訪れるようになってほしいと思います。
義務教育の総学習時間ってご存知ですか?
ところで、義務教育の総学習時間ってご存知ですか?
ナイスミドルから聞いた話だと、概ね1万時間くらいらしいです。
気になってネットで調べてみたら、今は8500時間くらいらしいですね。
この8500時間に習い事をさせると、義務教育期間中に勉強する時間は確かに1万時間くらいになりそうです。
ここから言えるのは、日本という国は「1万時間勉強すれば、ある分野でそれなりの成果があげることができる」と考えているということです。
義務教育は小学校6年、中学校3年の計9年間あります。
その中で1万時間勉強しているわけです。
義務教育は、日本国民であれば必ず果たさなければいけないので、この1万時間は社会人であれば最低限持っている数字ということになります。
人と比べて「突出する」ために必要な時間
義務教育ではないですが、ナイスミドルは「周囲の人と比べて『すごい』と思われる人に必要な時間を1万時間」と言っていました。
つまり、義務教育で勉強していた時間と同じだけの時間が必要だということです。
でも、考えてみてください。
今は、高校は当然だし、大半の人は大学に行きます。
私も大学を出ているので、こちらの部類に入ります。
まぁ、大学時代に勉強していたことが、社会に出てからどこまで役に立ったかというと微妙なところですけどね。
でも、高校の授業、受験勉強、大学の講義などで、1万時間くらい(もしくはそれ以上)勉強はしています。
社会人になったら、仕事を覚えるためだったり、地力を上げるために本を読んだり、セミナーに行ったりと勉強をしました。
独立することを決めてから、起業について、集客について、お金について、心についてなど、色々な本を読んで勉強しました。
そう考えると、「結構勉強しているなぁ」と自分でも思います。
ナイスミドルの話では、ある分野について1万時間勉強(仕事も含む)していると、3万分の1の人間になれるそうです。
一気に「すごい人」に近づくように感じませんか?
でも、1万時間って聞くとものすごくハードルが高い気もしてしまいます。
では1万時間がどのくらいの時間かを考えてみましょう。
1日10時間、あることに従事しているとします。
すると
10(時間)×365(日)=3650(時間)
3650(時間)×3(年)=10950(時間)
という計算になります。
つまり、ある分野で突出するためには3年頑張るだけで良いということがわかります。
1日15時間とか、1日24時間ずっとという人もいるともいます。
そういう人は、3年と言わず、1年半〜2年で成果が出てくるでしょうね。
突出するために必要なこと
突出するために必要なことはなんでしょうか?
もうおわかりの方もいらっしゃると思いますが、突出するために必要なのは「組み合わせ」です。
「組み合わせを工夫して色々考えると、250万分の1にはすぐにたどり着くことができる」というのがナイスミドルのお話でした。
その人は1万の位を全て取り払って計算していましたが、ある分野を3年勉強することを5回続ければ250万分の1になれると言っていました。
3×3×3×3×3=243
ナイスミドルは1万の位を削っていたので、概ね合っていると言って良いと思います。
アメリカ人は3年で転職するのは当たり前のようです。
それは、ある分野を理解するのには3年かかる(逆を言えば3年あれば大体わかる)ということであり、新たな分野に関わることにより、新しい可能性が見えてくるからなのでしょう。
そう考えると、「転職=キャリアアップ」と考えるのも当然ですね。
日本のように「転職=負のイメージ」とは逆です。
文化も言語も歴史も全然違うので、アメリカが正しい、日本が間違い、というつもりはありません。
どちらも素晴らしいものがあるし、比較できないものもありますから。
しかし、グローバル化が進んだ現代で、様々な考えを受け入れられないと時代に取り残されてしまいます。
「イイトコ取りをする」くらいの軽い気持ちで、いろいろな情報収集をしていきましょう。
最速ですごくなる方法
最速で、周囲から比べて「すごい」となるためにはどうしたら良いでしょうか?
それは、仲間を見つけることです。
デザイン設計から製造まですべてをできるようになりたい場合、デザインで3年、製造で3年、つまり6年必要という計算になります。
しかし、製造の分野で3年間勉強してきたAさんと、デザインの分野で3年間勉強してきたBさんが協力したらどうなるでしょうか。
議論したり、お互いのことを知るために数ヶ月必要ですが、6年ではなくスタートしてから3年半くらいで成果が出てくると思います。
ビジネスで形にするとしても、いきなり大きなことをしなければ数ヶ月でスタートできると思います。
AさんもBさんも、人生で色々経験したり、3年間の勉強以外にもたくさんの知識を持っているので、それら組み合わせることにより思いもつかないことが出てきます。
収益を分散化するため、一時的には自分に入ってくるお金が減ってしまうかもしれませんが、投資したと考えて、仲間を集めるのは大切です。
一人でできることには限界があるので、相談できる仲間、一緒に仕事ができる仲間を見つけましょう。
終わりに
今回は、久しぶりに初対面の時点で衝撃を受けた人に出会ったので、ブログに書かせてもらいました。
まずは3万分の1を目指してみてはどうですか?
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