習慣化できる5つのポイント
新潟県で活動しているホームページクリエイターの山後です。
今回は「習慣」をテーマにお話しします。
あることを成功するためには、「三日坊主にならないために努力しよう」とか「まずは3週間続けてみよう」とか「◯◯を習慣にしよう」という話が出てきます。
「継続は力」なので、続けることができれば力になります。
しかし、頑張って「自分を変えたい!」と思っても、うまくいかない人はたくさんいます。
私もコンサルタントとしてたくさんの人と接する機会があり、成功する人とそうでない人を見ていますが、頑張りすぎて空回りしている人が結構います。
「そのうち習慣になってくるはずだから、今が頑張るときだ!」と鼻息荒く思っている人もいますが、それだけではうまくいきません。
そのことについてちょっと考えてみましょう。
Contents
習慣とは
Wikipediaによると、「習慣(しゅうかん、英: habit)とは、 日常の決まりきった行いのこと。長い間そうすることによって、そうすることがあたかもきまりのようになったこと。 (心理学用語)反復によって習得し、少ない心的努力で繰り返せる、固定した行動のこと。」とあります。
ということは、「習慣化する」ということは「日常の決まり切った行いとする」という堅苦しい言い方になってしまいそうですが、簡単にいうと「習うより慣れろ」っていうことです。
つまりは、「それが普通になるまで慣れる」ということ。
私のところにも「三日坊主で続かなくて困ってるんです」とか、「なかなか習慣になってくれないんです」という人がいますが、ある傾向があるように思います。
その傾向をちょっとまとめてみます。
一度に手を出しすぎる
まず、一番多いのが「一度に手を出しすぎる」ということです。
このような人は、「◯◯もやって、■■もやって、■■のついでに△△もやれると効率がいいから」なんて感じで、いろいろなものに手を出していることが多いです。
そもそも、一度に手を出しすぎると、負担も大きくなってしまいます。
そして、継続することができず、慣れる前に疲れてしまって結局挫折してしまうのです。
継続して慣れることが目的なのに、これでは本末転倒ですよね。
ですから、やることを1つに設定する。
「あれも、これも」と手を出さないようにしましょう。
四六時中頑張りすぎる
「慣れるためには続けることが必要。だからこれを頑張るんだーーーー!」と根性論で頑張る人。
実はこういう人も意外と多くいます。
そして結局は疲れてしまって挫折してしまうパターンが多いです。
私は体育会系出身なので根性論は大好きなのですが、それだけでは続かないこともよくわかっています。
新しく物事を始めたのであれば、「朝起きてからの30分、寝る前の30分」くらいから始めるのがいいと思います。
例えば、「ブログを書く」ことを習慣にしようと思ったとします。
個人的には、読者にメリットがある情報を発信してほしいので、1500文字以上書いてほしいと思っていますが、日常でそれだけ書くのは結構大変なことです。
ですから、「寝る前の30分でブログに書く内容を箇条書きでまとめる」「朝起きてからの30分で箇条書きの内容に説明をつける」というようなことをやってみましょう。
そうすると、意外とスラスラブログが書けたりします。
ブログを書いたり、メルマガを配信したりする場合、どうしても文章を書くことになるので、慣れないと時間がかかってしまいます。
だから「時間がかかるから夜のうちに全部やってしまおう」という人が多いのですが、実はそれが落とし穴。
頑張りすぎて疲れてしまって続かないのです。
そうであれば、いっその事時間を区切ってしまって、その時間内にできることをやったほうが継続できます。
継続できれば、そのうち慣れてきます。
私のブログは長いので、30分で書き上げることは不可能ですが、アウトプットすることを前提に本を読んだり日常生活を送っているので、あまり苦になりません。
最近は時間に追われて、書けないことが多いですが・・・
それは本当は良くないんですよ。
私自身わかっています。
毎日配信できるように時間を調整しないといけない、と自分に言い聞かせます(汗)
これは意識してほしいのですが、頑張りすぎて疲れてやらなくなるのなら、短い時間でいいから毎日続けるほうが自分のためになります。
習慣になればそれほど苦にもならなくなります。
「頑張りすぎない」ようにしましょう。
継続することの大切さを理解していない
これはちょっと自分の耳が痛くなる話ですが、「継続することの大切さを理解していない」ことが挙げられます。
何度も言うようですが、「継続は力」です。
続けていれば、慣れてきます。
最初は苦痛でも、慣れてくればなんともなくなります。
そこは「楽しくなるんじゃないの?」とツッコミを入れたくなる人もいるかもしれませんが、全部が全部楽しくなるわけではないので、「慣れると苦痛ではなくなる」程度に考えていたほうがいいと思います。
これは持論なのですが、「当たり前のことが当たり前のようにできる」ことが「本当にすごい人」だと思っています。
でも、そういう人は当たり前のことをやっているので、特に意識していません。
「意識的に」やっていたことを「無意識で」できるようになれば、「意識して」できることの幅が広がります。
これってすごいことなんです。
習慣になれば、それまで「意識的に」やっていたことが「無意識で」できることになります。
これには時間が必要なので、「慣れるまでやり続ける」しかありませんね。
やる気がなくてもその場に行ってみる
継続する場合、どうしてもやる気が出ないときがあります。
人間の意志はそれほど強くないので、仕方がありません。
そのような場合でも、「その場に行ってみる」ということが大切です。
例えばブログ。
寝る前の30分で翌朝書くブログのネタを箇条書きにすることを習慣にしたいのならば、ノートを広げ、ペンを持つことまでやってみましょう。
昨日のメモが出てくると、「今日もやらなきゃなぁ」という意識が出てくると思います。
ジムや習い事をしている人は、「行く前はやる気なかったけど、行ったら結局頑張っちゃった」という経験があるのではないでしょうか。
「その場にいる」ということが実は大事だったりするのです。
成長していることに気づく
ただ闇雲に頑張っていても、苦痛です。
その場合にどうしたらいいかというと、「成長している自分に気づく」何かを見つけることです。
例えば、ダイエット。
「ダイエットを習慣にする」というのはおかしいですが、「健康的な食事と適度な運動を継続する」と考えてみましょう。
今まで制限していなかったものを制限するのは苦痛です。
そのような制限をしているとき、何が楽しみなのは「体重が減っていくこと」だと思います。
目に見える成果が出ると、楽しくなったり、嬉しくなったりします。
そうなると、「また頑張ろう」という気にもなってきます。
このとき、メモや記録を残すことも効果的です。
記録を残すことにより、「1ヶ月前」とか「半年前」と比較することができます。
継続していれば、必ず成長しているので、自分の成長している点を見つけることができます。
成長を楽しみながら、習慣化する努力を続けてください。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
いくつかのポイントを押さえておけば、慣れるまで続けることは可能です。
私も火事場の馬鹿力的なものは出せますが、習慣化するまで継続することは苦手です。
でも、このようなことを意識して、習慣化したものはたくさんあります。
皆さんも今回のブログで書いたことを意識して、習慣にしたい何かを一つでも身につけましょう。
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