夢を目標に変える方法
新潟県で活動しているホームページクリエイターの山後です。
今回は「夢を目標に変える方法」についてお話しします。
「なんとなくやりたいことはあるんだけど、どうやったら実現できるかわからない」という相談を受けることがあります。
そのような人には「深く考えずに行動してみたら?」と軽い感じで言ってしまうのですが、世の中には、「そんなんじゃ不安だから、行動なんてできないよー(泣)」という人がたくさんいます。
私は成長する過程において、失敗することも必要だと考えており、「なんの苦労もせず大成功」みたいな人の話は聞きたいとも思いません。
やり直しができるのであれば、「やってみて失敗すればいいじゃん」と思って思うのですが、そうじゃない人が多いようなので、夢を目標に変え、頑張れる自分を作り出す方法を説明しようと思います。
Contents
夢を目標に変える5ステップ
では、夢を目標に変えるための方法を説明していきます。
【夢を目標に変える5ステップ】
- 夢を書き出す
- 書き出した夢を人にしゃべる
- もらった意見を受け入れる
- 数値化する
- 行動して、その結果を人にしゃべる
相談してきた人に上記のことをやってもらいましたが、この方法でうまくいっている人がほとんどです。
では、具体的にどのようなことをやるといいのかを説明していきましょう。
夢を書き出す
私のオススメは、とにかく「やりたいこと」と「やりたくないこと」を書き出してください。
これは、「非常識な成功法則 神田昌典著(フォレスト出版)」で書かれていたことなんですが、「やりたくないこと」も書くことがポイントです。
相談にくる人の多くは、「やりたいことがぼんやりしていて、相談されても意見できない」人が多いです。
まずは頭の中を整理しましょう。
私は、SEやったりホームページ作ったりとデジタル人間と思われがちですが、本は紙の方が好きだし理解するためのノートは手で書かないと気が済まないアナログ人間です。
だから私はノートやA4のコピー用紙に書き出すことが多いです。
でも、移動している間など、ノートをすぐに出せないときはスマホにメモを残したりしています。
文字にすることで、凝り固まった思考から一度離れることができるので、考えすぎて悶々としている人は書き出してみることから始めてみるといいでしょう。
書き出した夢を人にしゃべる
夢を書き出したら、それをとにかく人にしゃべりましょう。
「えーっ!?鼻で笑われるかもしれないじゃん!!恥ずかしいって!!」と思っている人もいるかもしれませんが、大丈夫です。
人は、あなたのことをそこまで気にしていません。
例えば学生時代、親友から「◯◯さんのことが好きなんだよねー」と相談を受けたとします。
自分が興味がない人だったら、口では「応援するよ!!」と言いながら、「ふーん、あーいう人が好きなんだ」というくらいしか思わなかったと思います
告白してダメだったときも、「女なんて他にたくさんいるさ」とか適当なことを言って慰めたりすると思います。
自分にとってはこの世の終わりのことのように考えてしまいますが、人にとってはどうでもいいことだったりもするのです。
だから、どんどん人にしゃべりましょう。
そして、意見をもらいましょう。
人にしゃべることでさらに頭の中は整理されますし、第三者の意見を聞くと新しい気づきが生まれます。
しかし、自分の頭の中を一度も整理せずに話をするのは時間の無駄です。
せっかく相手に時間を取ってもらっているわけですから、一度自分の中でまとめたものを伝えるようにしてください。
もらった意見を受け入れる
人に相談すると、たくさんの意見をもらえます。
相談している最中も、可能であればメモを取りながら聞き、見直すことができるようにしましょう。
そして、それを一度自分の中に受け入れる努力をします。
そのままでは無理かもしれませんが、自分のフィルターを通して、変換してしまってもいいと思います。
中には口先だけで中身が何もなかったり、法律や道徳的に良くないこともあります。
そのようなものは取り入れる必要はありません。
人から意見を聞くことがマーケティングです。
自分はいいと思っていても、大多数の人が「これじゃダメだ」と言ったら、その夢は実現する可能性は低いです。
一度動き出してしまうと軌道修正するのが難しい場合もあるので、早い段階から人の意見を取り入れる努力をしましょう。
これはなるべくなら多くの人から意見をもらった方がいいでしょう。
たくさんの人から意見をもらうことにより、「どういう人がそれを好むのか」という統計も取れますし、違った観点からの意見ももらえるかもしれません。
ビジネスとする場合にも必要なことなので、めんどくさがらず、多くの意見を集め、それを自分の中に一度受け入れましょう。
数値化する
人の意見を自分の中に受け入れることができたら、その状態で夢を具体的に、そして数値化してみましょう。
例えば、「近所に評判のラーメン屋を作りたい」という夢があったとします。
評判のいいラーメン屋とは、1日に何食くらい出れば「評判がいい」と言えるのでしょうか。
100食?200食?500食?
テーブルとカウンターがあって、お客さんは一度に何人まで入れる?
立地条件は?駅から徒歩何分くらいの場所にある?
駐車場に停めれる車の数は?
これらのことを、数字をちりばめながら作成してください。
数値化していくことで、ぼんやりとしたものの形がだんだん見えてきます。
ラーメン屋等の場合、条件にベストマッチした物件を見つけるのは至難の技でしょうが、それでも理想とする形は見えてくると思います。
修正が必要になったらそのときに修正すればいいので、あまり深く考えずにやってみてください。
行動して、その結果を人にしゃべる
先ほど数値化したものを作ってもらいましたが、それを人に見てもらいましょう。
現実的なものだったらより具体的なアドバイスをもらえるかもしれないし、非現実的なものだったら「もっと考えましょう」というアドバイスをもらえるかもしれません。
自分では「完璧」と思っていても、気づかない穴はたくさんあります。
行動したから見えてきた穴もあれば、人から意見をもらったから見えてきた穴もあります。
1回でも数値化されたものを人に伝えることができれば、それは夢というより目標になっています。
書き出して、人に伝えて、それを取り入れて、また考えて、人に伝える。
これを続けていけば、夢は具体的な目標に変わります。
1回だと非現実的なものになっていることも多いので、3回くらいはサイクルを回したいですね。
そうすると、かなり具体的なものが出来上がるはずです。
みなさんもやってみてはいかがでしょうか。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
世の中には漠然とした考えしか持っていない人がたくさんいます。
「夢は具体的な方が叶う」と言われますが、具体的になったらそれは夢ではなく目標です。
夢と言い張ってもいいですが、「あとはやるだけ」という状況に持っていけると叶いやすくなります。
P.S.
新潟では、「相談にお金を払うのはちょっと・・・」という文化が未だに残っています。
県民性なのでしょうがないかもしれませんが、コーチングやカウンセリングなどは、他県では一般的に行われています。
コーチやカウンセラーは相性があるので、いろいろな人からセッションしてもらって見極めることが必要となってきます。
私もコーチングセッションをやっています。
「ちょっと興味あるんだけど、お高いんでしょう?」と思われる方もいらっしゃいますが、2回までは無料でコーチングセッションを受けることができます。
興味ある方は、無料セッションから始めてみませんか?
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