根拠のない自信の作り方
新潟県で活動しているホームページクリエイターの山後です。
今回は「根拠のない自信の作り方」ということについてお話しします。
人と話をしていると、「山後さんっていつも笑ってるけど、ヘコむことってあるんですか?」と言われます。
私も人間なので、ヘコむこと(落ち込むこと)はあります。
でも、人よりも立ち直りは早いと思います。
以前から、自分でも「何でだろう」と思っていましたが、最近になってわかってきました。
現時点で、自分の中でわかっているをお伝えします。
Contents
なぜ人はヘコむのか?
人はなぜヘコむのでしょうか?
何に影響されて落ち込むかは人それぞれですが、「なぜ?」を突き詰めていくと大きく分けて2つのような気がします。
それは、
1.存在
2.能力
のどちらかです。
能力については、心当たりがある人が多いと思います。
「成功できるように頑張ったけど、失敗した」
「テストで100点を取ろうと思ったけど、60点しか取れなかった」
これは、理想と現実から生まれるギャップが、焦りにつながり、結果的に落ち込んでしまいます。
しかし、ギャップがわかって落ち込んでいる場合はギャップを埋めることができれば次第に回復していくので問題ありません。
足りないところを埋めるために必要な努力をすればいいだけですから。
一方で、「存在」が欠如していることにより落ち込んだ状態たから立ち直れない人は重症です。
困ったときに相談できる自分以外の誰かの存在です。
それは、家族だったり、恋人だったり、友人だったり、恩師だったり、人それぞれ異なると思います。
誰でも経験があると思いますが、本当に困ったときに相談したら、悩みを聞いてくれて心が軽くなったことがあると思います。
支えとなっている人がいることは、とても重要なのです。
根拠がない自信の作り方
今まで生きてきた中で、「根拠ないけど、何となく大丈夫だろう」と思って、実際にやって見たらうまくいったことがある人も多いのではないでしょうか。
私の場合、もともと楽天家ということもありますが、こういうことは多々あります。
現時点で、私がわかっている範囲で、根拠がない自信の作り方をお伝えします。
- 自分の現在地を把握する
- 信頼できる人を見つける
この2点です。
この2点は、先ほど「なぜ人はヘコむのか?」でも説明した問題を解決してくれるものでもあります。
これらを説明します。
自分の現在地を把握する
自分の現在地とは、能力、人間関係、職業、住んでいるところなどをすべて含んだ「現時点の自分」です。
1日や2日程度で現時点の自分を把握することは難しいので、1ヶ月くらいかけて見直して見るのもいいと思います。
それよりいいのは、友人や職場の人に「私ってどういう人?」と聞いて見ることです。
そうすることによって、「私って人からこう見られてたんだ」と気づくことができます。
友人や職場の人にこのような話をできないのであれば、コーチをつけてみるのもいいと思います。
自分の現在地を把握したら、目標に向かって行動します。
初めてやることはうまくいかないことが多いので、うまくいかなかったから「私ってどうしてこんなにできないんだろう・・・」と思ってしまいます。
そして、行動を辞めてしまうから、失敗のまま終わってしまうのです。
大事なのは、失敗した後の行動です。
「なぜダメだったか」を考え、「どうしたら良いか」を考え、計画を立てて行動する。
つまり、PDCAサイクルを回すことです。
PDCAサイクルを回していくと、次に同じ目標に対して行動したときに変わった点が見えてきます。
テストでいうと、「100点が目標なのに60点しか取れなかったから勉強をやめてしまった」と同じことです。
その前の点数が45点であれば、15点のアップです。
実力は確実に上がっています。
「今回はダメだった」ではなく、何がどれくらい変わったかというところに着目することが大切です。
信頼できる人を見つける
これも非常に大切です。
というか、信頼できる人の存在に気づいていないから、落ち込んだ状態から回復できないのではないかと思うことが多々あります。
小さいとき、お母さん(or お父さん、おじいさん、おばあさん)が見守ってもらい、転んで泣いていても、寄り添ってもらったことはありませんか?
そのとき、大きな安心感に包まれ、「あ、大丈夫なんだ」と思った人も多いと思います。
ヘコんでいるときは、「何で私は・・・」とか「何で私ばっかり・・・」と内向的になってしまいがちです。
そうなると、周囲に気づくことができません。
しかし、事前に信頼できる人がいることを知っていたらどうでしょうか。
信頼できる人に話をして、アドバイスをもらうだけでも心が晴れた気持ちになると思います。
信頼できる人の存在がいるかいないかで、大きく変わってくるのです。
困ったとき、本当に苦しいときに誰が頼りになるかを、元気なうちにリストアップしておくのもいいかもしれません。
「根拠がない自信の作り方」実践編
では、実際に根拠がない自信の作り方を実践して見ましょう。
まず、目標を決めます。
その後、行動して見ます。
行動すると、痛い目を見ます。
痛い目を見たら、何が悪かったかを考え、どうすれば良いかを考え、計画し、実行に移します。
これしかありません。
野球で例えるなら、盗塁です。
なぜ1塁から2塁に盗塁できるかというと、1塁があるから2塁に盗塁できるのです。
ちょっとわかりづらいですね。
ピッチャーが牽制したとき、ファーストからタッチされる前に1塁ベースを踏めばアウトにはなりません。
つまり、1塁は安心できる場所なのです。
これは、心理学の世界の「コンフォートゾーン」です。
しかし、盗塁するためには、1塁から離れなければなりません。
これが挑戦です。
挑戦しても、1塁に戻れば大丈夫だという安心感があります。
この安心感を持つことができることが、ヘコまないコツなのです。
リードが大きすぎてアウトになることもあるかもしれませんが、その場合は「ベースから離れすぎたから」ということがわかります。
2塁に走ったときに、2塁でタッチアウトになったら、「タイミングが遅かったか、リードが足りなかった」ということがわかります。
基準があるから、行動したときに何が良くて何が悪かったかがわかるのです。
これを繰り返していくと、「どこまでが大丈夫で、どこからが不安な場所か」ということがわかってきます。
これが私の中で「根拠のない自信」につながっていくのです。
ただ、1塁から2塁の盗塁はわかって「これだけは誰にも負けない」と思っても、強制的に2塁に行かなければならないことがあります。
野球でいえば、四死球で進塁したとか、打者がヒットを打ったときです。
そうすると、景色が一気に変わります。
2塁ではどこが安心できる場所なのかわからない・・・
しかし、野球であれば2塁ベースを踏んていれば安心なのは知っています。
強制的に場所を変えさせられても、人間にも一定のルールがあり、安心できるところはあります。
今までの経験を総動員して、どうすれば自分が知っている安心の場を作ることができるのかということを見つけるのが大切なのです。
「退路を絶って挑戦してる人もいるよ?」という人もいるかもしれません。
確かのその通りです。
しかし、そのような人たちは自分の現在地を知っています。
現在地から目標までの距離を縮めるための行動を起こさせるために、退路を絶って動かなければいけない状況を作り上げているのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
私には、信頼できる仲間がたくさんいます。
まず、これが非常に心強いんだと思います。
あとは、たくさんの人と話をさせてもらうことで、逆に自分の気づきを得ていることが多いです。
日々成長を感じることができているから、気持ちも強く持っていることができているのだと思います。
最終的に、行動を起こさなければ何も変わりません。
行動したときに何が変わるか、うまくいかなかったときに寄り添ってもらえる人がいるか、ということが自分を強くいさせるためにはとても重要です。
一度、ゆっくり時間をとって、自分の人生の棚卸しをしてみてはいかがでしょうか。
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